エンディングノート

エンディングノートのすすめ

終活とは
(自分の)人生の終わりのための活動の略語です。
ユーキャン新語・流行語大賞の2010年候補語60語にノミネートされ、現在注目が集まっています。

誰にでも平等にやってくる人生の最期。そのときまでに、自身の葬儀やお墓、 あるいは財産の分配などを考え指針を示しておくことで、自らの思いや意思をまとめ伝えることを、終活と呼んでいます。

一般的には遺言状等を残しておくといった方法がありますが、遺言状の場合、葬儀後に開封されることが多いので、 葬儀に関する内容について触れていたとしても、葬儀そのものが終わってしまっていて願いがかなえられなかった、 というケースをよく聞きます。
そこで、事前に家族や葬儀業者に相談し、自分の時はこうする、という終活をされる方が年々増加しています。 葬儀や財産分与といった具体的な内容を考え、準備するだけではなく、自分が生まれてから今までどんな風に生きてきたか。 楽しかったこそ、幸せだったこと、打ち込んできたことなどを振り返り、人生の軌跡を辿るだけでも終活は非常に有意義だと考えられます。 また終活を行うことで、葬儀や相続時の無用なトラブルを避けることができます。 相続が争族になってしまわないよう、あらかじめ本人が筋道を立てておくことは非常に重要です。